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影郎デザインワークス

EyewearBrand「ラビリンス」を発信する影郎デザインワークスの公式ブログ。取扱い店のお問い合わせはkagero@octn.jpまで
新作「POIOSN6」公開

新作「POISON6」の完成が12月の名古屋クリエーターズマーケットに間に合いそうだという連絡がきたのでそろそろ紹介していく。

言うまでもなくこれは私が作ったCGだ。実はこの中の1色である古びた真鍮の色がどんな具合に仕上がってくるかがまだ私にも想像がつかないのでこの絵の通りというわけではないと思っておいて欲しい。

このカラーが成功すればこれから作る他の作品にも反映させていくつもりだ。

 

デザインを見ておわかりの通り今回の作品は至ってシンプルだ。

それと同時に「イチヤマ」という鼻パットを用いない手法を使っている。

一見アンティックのようだけど誰もが考えるような普通のデザインならば作らない。

これまでのPOISONシリーズに似ても似つかないから別の名前でもいいんじゃないかと思われるかもしれないが、これは過去の作品「POISON3」や「POISON5」の流れをくむ左右非対称のデザインとなっている。

 

この作品は話せば長くなる涙、涙の苦労話があるが全然面白い内容でもないので差し控える。

 

 

 

 

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| 作品案内 | 21:46 | - | - |
霜降り牛肉な眼鏡生地

セル系メガネのデザインはデザインよりも先に生地選びから始める事もある。
世界を股にかける大きなメーカーであればオリジナルの生地を作ることも可能だがメガネに使う生地の面積は極めて少なく,

少量では製作出来ないわけだ。私がそれをやるとなるとこの先何年かはその色ばかりのメガネを作らなければならなくなる。だから生地メーカーさん発表の既成の生地に限られるんだ。100%自分でデザイン出来ないもどかしさが常に付きまとうんだ。


私が選ぶ生地といえば巷ではあまり見かけない、需要のないカラーの生地ばかりなので結構融通も利く。
この度鯖江からこういう生地を送ってもらった。



生地を眺めていると自然とデザインも浮かんでくるのだが、この生地に関しては網焼きしてみたい衝動に駆られる。
もしこの生地でメガネのデザインするとしたら、きっと私の事だ。

作品名は「あみやき亭」に決まりだろう。
 

 

| 作品案内 | 00:00 | - | - |
綿菓子の様な生地って見つからないな
作品「Ada」
作った本人がこう言うとキモいかもしれないが、このデザインがたまらず好きだ。
でもカラーバリエーションは黒と黒マット、ゼブラと黒パールの4色のみ。つまり色らしい色って作ってないんだよね。
出来ればコットンキャンディの様な淡くて柔らかい生地を探しているのだけどそんな都合のよい条件を兼ね備えた生地はなかなか見つからない。






それにこういうのは量産しても売れなくて在庫を抱えかねないから手が出せないんだよね。

あるメガネ屋さんがいうには「これなら当店でも月に1〜2本は必ず売れますよ!」と勇気づけてくれるのだけど、はっきり言って月に1〜2本では喰ってはいけないのだ。
| 作品案内 | 05:21 | - | - |
民族別 頭蓋骨の違い(横顔編)

あるご婦人がこんな事を言ってた。

「サングラスを選ぶ時は眉が隠れた方がいいんでしょ?」

一体誰が教え込んだのかこういう間違った知識を持っていただくと困る。

外人さんが眉が隠れてたからって日本人はそうもいかないんだよね。だって頭蓋骨の形状が全く異なるんだからね。

 

私のメガネはすべて日本人の頭蓋骨に似合うように考えてある。だから外人さんには似合わない。海外に打って出ないのはその為だ。

その話はあとですることにして、まずはその頭蓋骨の違いに関して述べておきたい。

 

 

こうしてみると日本人の方が頭蓋骨の体積が小さいように見えるが、正面図を描くと逆転する。正面図を披露するのはちょっと嫌な気分になるのでここでは差し控える。

くやしいけれど、とてもとても悔しいけれど、この図を見る限りは外人さんの方が整ってるよね。

 

この2つの頭蓋骨を重ねてみる。

違いがどこにあるかを見つけてほしい。

 

 

まず目の高さが全然違うよね。

当然眉の高さも違うわけで、日本人がサングラスを掛けても眉が隠れない理由がお判りだろう。

それはさておき、この違いを具体的に示してみよう。

 

 

 

オデコが凹み、眼が上に上がり、顎が凹み、後頭部も凹んでいる。鼻も口も欧米人よりも上に上がっているね。

 

メガネをデザインするときはこの事に注意する。

つまり、

 

目が下がって見えて、

顎が前に飛び出し、

平たい顔に立体感を産み出し、

小顔を作り出す事。

後頭部が凹んでいるのはメガネではごまかせないが、その代わりに横顔をさりげなく長く見せるのも重要な要素。

 

これさえ実現できれば美人が仕上がるってわけだ。日本人としてはとても悔しい話だね。

長野県上田市の取引店さんのブログで私の作品「RIO−2」の飛び出た突起物の理由をお客様に尋ねられたという記事があったがその理由を話すとこういう事になる。

幾分大そうな表現で申し訳ないがこれが私のデザインの秘密のひとつといえよう。外人さんに似合わない理由が解るよね。

 

もちろんこれはフィッティング位置もとても重要。

ずれ落ちないようにするためにメガネを上の方に調整する方法もあるが、私のメガネに関しては眼の位置を下げたいデザインなのにフィッティング時に上げてしまうと効果は台無しになってしまうから注意だ。

 

 

 

| 作品案内 | 21:37 | - | - |
本日のボツデザイン 「TAO」

ボツデザインを描くぞ!

最初からこの心構えで描きだす。

なんのプランも無く描きだすものだから行き当たりばったりのデザインになってしまう事は避けられない。

でもそれも考えようによっては楽しい作業だ。

 

ボツデザインを描くつもりでも心のどこかには欲もある。ひょっとしたら実際に製品化してもいいんじゃないかってね。

でも描いてる途中で思ったんだ。

映画マトリックスに出てくるサングラスに似ているなとね。だから完璧にボツだ。

「変なメガネ!」と評価されるのは構わないが、

「あのメガネに似ている」と言われるのは人前でウンコするのと同じぐらい恥ずかしいからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

| 作品案内 | 05:09 | - | - |
新作完成遅れのご連絡とアンケートのお願い

11月完成を予定していた新作PORNO4と

 

現在在庫切れ中の初代PORNO再生産分は

 

生地工場においてトラブルがあったらしく

 

完成が遅れることとなりましたのでご報告いたします。

 

年内完成予定との連絡を受けましたが12月にはPOISON6、新年1月にはAdrenalin2の完成も控えており、同時の支払いが厳しいため、

 

PORNO4と初代PORNOは新年2月完成に切り替えました。

 

 

12月 POISON6

1月 ADRENALIN2

2月 PORNO4、初代PORNO

 

とこういう予定でおります。

 

「楽しみにしてたのにー!!!」とお怒りの方は誰一人いないとは思いますがご了承くださいませ。

 

 

*別件ですが

来年3月以降の生産計画が今のところ全く立てておりません。

実はこれまでに廃盤としてきた作品を再び復活させたいのです。

新作のアイデアが出ないわけではなく、むしろどんどん湧いてくるぐらいなのですが、、、、

 

まだまだ育ってもいない段階で過去の作品を捨ててきたのは私としてはとても不本意。

話題作りのために新作を作るのはやめようと思います。

 

近いうちに取引店様宛に「何から復活させるべきか」のアンケートハガキを送りたいと思います。

その際はよろしくお願いします。なお30本以上であればそのお店さんが考え出した限定カラーもお作りできますので今からプランを練っておいてください。

 

 

 

| 作品案内 | 00:00 | - | - |
諦めきれないボツデザイン 「NEMO」

 気持ち悪いと思われるかもしれないが、

考え出したメガネのデザインというのは自分の子どもみたいなものなんだ。

気まぐれに手当たり次第にデザインを批判するメガネ屋さんもいるけれど他人の子供の悪口を言ってるようなものとそれなりの覚悟でいて欲しい。

 

 実はボツにしたデザインもそれなりの愛着がある。まるで水子供養をするように時折図面をひっぱりだしてきては眺めてみるんだ。

世に出してあげられなかった事を詫びる気持ちでね。

その中の一つがこれだ。

 

ボツデザイン「NEMO」

 

 

ジュール・ヴェルヌ「海底二万里」のネモ船長が掛けていそうなデザイン。

つまり大昔の人が考えた未来デザイン。

ディズニーシーの火山の中の研究室に置いてそうなデザイン。

 

しかしね。

この作品は人間の顔との相性がきわめて悪いんだ。だからボツにした。

この作品に負けないオーラを放つ人を探す方が難しい。

 

量産が難しいならば、影郎ギャラリーだけの限定生産が出来ないだろうかと今度鯖江に行ったら職人さんに尋ねてみる。

5〜10本だけの生産となるとおそらく凄い金額になってしまうと思うが・・・

 

 

| 作品案内 | 00:00 | - | - |
自分が良いと感じるものが他人にも良いとは限らない。

CHIMERAーNEOが発売された直後に次の作品の事を書くのもどうかと思うが、

今度の新作は予定通りで行けば11月初旬に発表するPORNO4だ。

完売していたベストセラーのひとつ初代PORNOも同時生産している。

実はこのPORNO4

これまでの作品とは一味違う。

職人さんには申し訳ないが私はあまり好きなデザインではないのだ。

これまで何度もデザインに修正を加え納得のいく形に仕上がりそうだが私の好みの形には到底なり得ない。デザインの修正とは名ばかりで実は私がやりそうなラインを修正のたびに削ぎ落としてきたのだからね。

なにが好きじゃないのかというと・・・

とにかくハッピーなデザインなんだ

これまで私の作品は笑顔だけでなく悲しむ顔や怒る顔にも似合うように考えてきた。だから花柄とかのモチーフは一切使ってないだろ?人間の表情には喜怒哀楽に満ちている。どの場面を切り取っても似合うように考えてきたのだが、今回初めて笑顔にしか似合わない作品をつくってみたんだ。

モデルさんがこの作品を掛けてお澄ましした表情で写真を撮る光景が見えてきそう。

メガネが大好きっていう人にも受け入れられるだろう。

だから売れるのは間違いない。売れる見込みがなければ作らないからね。

ブランドコンセプトに合わないだろうって?

作者を無視して勝手にコンセプトを決めつけないでくれ。もともと私のブランドにコンセプトなんて括りや縛り付けはない。

あるとすればKagero Design Works「影郎がデザインした作品」ということだけ。影郎が好きなデザインという意味でもないからこうして堂々と告白してるんだ。

勿体ぶらずにせめてイラストだけでもお見せしたいところだが予定通り完成する見込みが経った時点で紹介していく。

| 作品案内 | 07:41 | - | - |
本日のボツデザイン
このコーナーが出だすと優秀な才能に満ち溢れる多忙なメガネデザイナーの心に一時の余裕とゆとりが出てきた証拠なんだね。(要するに暇ってことだね。)
売らなくてもいい、作らなくてもいいデザインを考えるときが一番幸せ。




| 作品案内 | 09:39 | - | - |
なんだ?このかつてない安心感は

新作を発表した当日はいつもはたして売れるのかどうかという不安に押しつぶされそうになる。

巷で流行しているデザインを真似るのであればそんな心配は不要なのだろうがそれだけはやりたくない。いつも攻撃的なデザインばかり描いてきたからね。

iPhoneImage.png 

でも今回のCHIMERA−NEOは今までに感じたことのない安心感がある。

爆発的に売れるというものではないけれど地道に売れていくデザインであるのが長年の経験で解っているからだ。街を歩いていてすれ違う人達に想像の中でこのメガネを掛けさせるとほぼ似合うからだ。

 

この作品を手にしたメガネ屋さんは「この作品をどの段階でお客様に提示するべきか」ということにまず悩まれるだろう。入店された直後か、混乱されてる最中か、それとも1本お買い上げいただいた直後という選択肢もある。もちろんそれはお客様を見て判断しなければならないが、いろんな意味での切り札的なデザインになることだろう。

 

ともかく出荷したあとにこれだけ安心していられることはかつて無かった。でもね。危ない橋を渡る時のようなドキドキ感が欲しくてまた奇抜なデザインを考えている最中だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

| 作品案内 | 11:59 | - | - |