ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
LINKS
PROFILE
MOBILE
qrcode

影郎デザインワークス

EyewearBrand「ラビリンス」を発信する影郎デザインワークスの公式ブログ。取扱い店のお問い合わせはkagero@octn.jpまで
技術だけでは喰ってはいけない
技術だけでは喰ってはいけない。
技術と同等もしくはそれ以上の販売に関する力や知恵や感性、意外性、芸術性等が備わってなければならない。

ただ眼鏡屋さんは技術だけでも細々とならば喰っていける仕組みになっている。
もちろん喰っていけるはずがないのに喰っていけてるのはどこかにそのシワ寄せを強制しているからなのだろう。割に合わない強制労働をさせられてる部署がどこかにあるはずだ。たとえば鯖江とか。だからハングリー精神や開拓精神は薄れていくもんなんだ。自分も昔は眼鏡屋だったので離れてみてそのカラクリが解る。
(最近では販売力だけでなく技術すら待たずとも職業体験レベルで喰っていけるようになってきたから世も末だ。)
しかしその仕組みはそう長くは続かないであろう。

シワ寄せが出来なくなると今度は技術だけで喰ってきた人達が焦りだすはずだろうがもうその頃には人生を締めくくれる時期だから焦ることはしない。この世の春を満喫しながら衰退していける。こういう風にひとつの業界が衰退していくのだろう。

しかし残された次の世代は溜まったものではない。
食い散らかされた魚の骨だけを引き継ぐ形となる。


次の世代に引き継ぐには自分達が歩んできた行程を全否定してかからなければならない。
業界を変えてやるなんて言葉では簡単に言えるが最初から無理な話。やる気のアピールだけを聞くのはもうウンザリだ。ならば自分から、そして自分の身のまわりから変えていき成功例を世に示すのが先人の役割だと思う。

私はすごい店の出現を待っているんだ。
そんな意欲のある人に私のアイデアを聞いてもらいたい。私の作品を育ててもらいたい。
現状を全否定する勇気さえあればそれほど難しいことではない。

 
 

 
 
| 目指せ!繁盛店 | 00:00 | - | - |
集客方法について
これから私もイベント開催の機会が増える。そろそろ作戦を練らなければならない。

イベントをするといえばどこのお店さんも多忙時の対処法だけを考えられる。手際よく数をこなす手段とか、応援体制とか、あるお店さんなどは行列が出来た場合に待ち時間を過ごすための椅子や入口に施すロープまで準備される店もあった。テーブルクロスの色やネクタイの色の統一、多忙時の万引き防止策まで講じる店もあった。しかしそのほとんどが残念ながら徒労に終わるんだ。つまり肝心の集客活動に関してはブログでの告知だけなので誰も来ないし知らないのだ。

申し訳ないがLABYRINTHというブランドネームをブログで告知するだけでは集客能力なんてOに等しい。集客能力のあるブランドはDCブランドやオークリー、レイバン、999.9ぐらいなものだ。メガネに何の興味もない人であればそれ以外のブランドなんて聞いたこともないはずだ。

忙しくなった時の対処は忙しくなった時に考えてもすでに手遅れかもしれないが、忙しくなるような集客活動無くして多忙時の対策だけを考えるのだけはとても滑稽だ。客の集まらないイベントならばしない方がいい。負け試合の積み重ねがボディブローのように響き、次第に負けていることすら自覚出来なくなってしまうから怖い。これがいわゆる「負け癖」となる。だから中途半端なイベントはしたくないのだ。

ではどうすれば集客できるのか?

その手段についてあるサイトを見るとこういうことが書いてあった。
http://www.katuryoku.jp/category/1489791.html)より引用

◆集客方法

看板
新聞折込チラシ
ポスティング
フリーペーパー広告
雑誌広告
ホームページ・ブログ
というようなのが一般的ですよね。
これらは多くの方が一度は試したことがあるのではないでしょうか。
しかし集客方法はこれだけではありません。他にも色々とあります。
例えば、
電子看板(デジタルサイネージ)
テレビCM
ラジオ広告
新聞広告
タウンページ広告
交通広告
宣伝カー
展示会
電柱広告
駅貼りポスター
街頭チラシ配布
プレスリリース
紹介
口コミ
協業・提携
イベント
ダイレクトメール
FAXDM
セミナー
携帯サイト
無料ブログ(アメブロとか)
ミクシィ
フェイスブック
ツイッター
メールマガジン
ポータルサイト
クーポンサイト
インターネット広告
YouTube(動画)

などなど例を挙げるときりがないほどあります。

◆集客方法を整理してみよう
今度はもう少し、分かりやすいようにタイプ別に整理してみましょう。
まずは利用媒体ごとの集客方法として、
「アナログ(非ネット)の集客方法」と「ネットの集客方法」
に分けることができます。
ここでは書きませんが、私がちょっと思いつくだけでも、
アナログの集客方法が24個、ネットの集客方法が11個あります。
もちろん他にもあるでしょうし、次々に新しい集客方法が生まれます。

次に効果の継続がどの程度続くかという観点から、
「長期的な集客方法」と「短期的な集客方法」
に分けることができます。
最後に、あなたの業種に適しているかという観点から
「店舗集客に適した集客方法」「法人(BtoB)営業に適した集客方法」
に分けることができます。

これら6つのタイプに整理された集客方法の中からあなたに合う集客方法を
探すのです。

一番最初は漠然とならんだ35個の集客方法の中から、
このようにタイプ別に集客方法を整理すると、あなたはだいぶ集客方法を
選びやすくなったのではないでしょうか。
下記4つのタイプ別ごとに1つ以上の集客方法を持つことを
お奨めしています。
「アナログ(非ネット)の集客方法」
「ネットの集客方法」
「短期的な集客方法」
「長期的な集客方法」
のそれぞれで1つ以上なので
合計すると4個以上の集客方法を持って欲しいと思っています。
なぜなら、時代によって集客効果が簡単に上下するからです。
1つの集客方法に依存していると危険なのです。」
(引用終わり)

と書かれていた。
なるほどね。
しかしこれらは発信手段を講じているだけでその中身までは触れていない。
中身が伴わなければ発信すればするほどに痛手を受ける。恥部を余計にさらすことになる。とはいえどんな魅力的な言葉で飾ってもそれだけで人の心を動かす中身などは整いはしない。
結局大切なのは発信者の人間的な魅力なのかもしれないね。人を引き付ける何かが必要なんだ。
どれだけ人が集まるか。それはこれまでの自分の行いの通信簿といっても過言ではないと思うんだ

それじゃ人間的魅力が0に等しい私は一体どうすればいいのだ?

歳をとればとるほどに自分の人間的魅力の無さを隠すこともしなくなった。
人間的魅力なんてものは数年で習得できるものではない。ならば自分の良い点も悪い点も含めて正直に自分をさらけ出すことに私は専念しているに過ぎない。

でもそれは私が老い先短くなったから言えること。
若い人たちは現状を肯定的にとらえず常に問題意識を持って自分磨きを頑張ってほしい。
名称未設定_image.jpg


 
| 目指せ!繁盛店 | 00:00 | - | - |
いろんなタイプのメガネ屋さん
A*メガネオタク(マニア)なメガネ屋さん

B*ビジネスの1手段としてのメガネ屋さん

C*趣味や生活の傍らのメガネ屋さん

D*とにかく人との交流が好きなメガネ屋さん

E*技術屋さんとしてのメガネ屋さん

F*アーティストやコーディネーターとしてのメガネ屋さん

G*ただなんとなくメガネ屋さん


スタッフそれぞれを分類わけするとだいたいこんな感じのタイプに分けられるのかな。
(もちろんメガネ屋さんじゃなくても貴方のお仕事に置き換えてもらっても構わない。)
お店や会社で従事する人のこういったいろんなタイプが合わさってお店や会社自体の社風というか空気感みたいなものが生まれてくるんじゃないかなと思うんだ。

さて「あなたはどのタイプ?」
そう尋ねられるとたぶん当事者ならば複数答えると思うんだ。でもここはプライドは捨てていただき、第3者に、それも1つだけに絞って答えてもらってください。

お店のスタッフ全員分のタイプが解ったらあなたのお店や会社の社風が多少は解ってくると思います。

ちなみに先日街で見掛けたメガネ屋さんのスタッフ数は4名でした。
第1印象から見て判断すると
Bが2名、CとGが1名ずつ。
B1名がパソコンとにらめっこしており、その部下らしきもう1人のBがその傍らで画面を覗いており、CがGの2名が退屈そうに店のメガネを拭いていました。これこそがお店の社風であり空気であります。

社風というのは人を育てる役割もすれば、もしくは堕落させたりもします。
良い社風を生み出すためにはどういうフォーメーションを作るべきで、それぞれどう動かすかが経営手腕というものでしょう。

余談ですが
もし私が経営者だったらならと考えてみるのも面白い。
私だったらD2名(内1名を店長にする)とE、Fを1名ずつの計4名をお店に配置するかな。
そして良い社風が完成した時点でCやGを(かならず1名ずつ交代で)そこに派遣しそれでも育たなければやめてもらう。2名同時に派遣すると育てた社風が壊れてしまうのでそれはやらない。
んーと・・・・A,Bは最初から雇わないかな。

私がメガネ屋さんだった時代はFだった。
Fなのに店長をやらされていた。
Dのフリをしなくてはいけないので大変疲れた。
Bになるように仕込まれたが反発した。
Aのやつからは煙たがれ、
CやGのやつらからは恨まれた。
BやEのやつからはさげすむような目で見られ、
ただしFをやれる人間が他に誰もいなかったのでその点だけは重宝がられ講師として立たされた。
ちなみにDは会社にはいなかった。いたけど辞めて独立しちゃったんだ。(←今は取引店さんです)

影郎さんは直営店はやらないの?と尋ねらることがあるが私はそういうわけでやりたくてもやれないんだ。
年4回のギャラリー公開が限界だ。

名称未設定_image.jpg 







 
| 目指せ!繁盛店 | 00:00 | - | - |
分子と分母、夢のお店
先日のギャラリー公開は一般枠だけじゃなく業界向けにも公開した。そこである経営者さんにお話しした事なんだが。

お店を分母、客を分子とすると。
経営者の皆さんはデカイ分母を作りさえすれば自然に分子が集まると思いこんでいるが実際はそうはいかない時代になっちゃった。分母がいくら大きくても分子が0であればいくら頑張っても長続きしない。まだまだ未熟だからと時を待ってるうちに「あの店は売れてない」という噂はたちまち広がるもんだ。そこからの起死回生は至難の業となる。

店を作る場合は分母なんて後回しでいい。「仮店舗」と謳って店としての体裁だけを整えた上でまずは分子作りからしなければならない。つまり店を作る前に客から作るべきだと話したんだ。分子が増え過ぎて処理しきれなくなってから初めて分母作りに取り掛かかっても全然遅くない。そこで正式にオープンさせればいい。客さえついてれば最初は4畳半の事務所でもいいんだよね。

じゃーどうすれば分子が作れるのか。技術の習得だけではどうにもならないことは皆様も薄々感じていらっしゃるはず。

絶対必要なのは人を寄せ付ける人間的魅力と人脈なのだ。技術と魅力の両方揃って初めて分子は作れる。

ただ残念ながらその両方を兼ね備えた人なんて滅多にいない。今から性格を変えようと思ってもそれは不可能。ならばそれぞれの能力を持つ二人の人物を揃えればいいことでそれは結構簡単に出来る。
お互いの得意分野にみだらに入り込ませない掟のようなものを作らなければならないがね。

そんな人をどこから探してくるか?(ここからは夢のお話しになる)

販売力はないけれど技術は持ってる人ならけっこういると思う。検査と加工とフィッティング時以外は店に立たないことと技術者という役職および名札は最後まで変えないことを事前了解してもらったうえで雇えばいい。

接客をする人にはメガネの折りたたみ方と掃除の仕方さえ覚えればいいので顔の広い主婦を雇えばいい。人脈とその人の魅力に頼るのが目的だ。元保険屋のおばさんなんかいいね。出来れば一人だけじゃなくて週1勤務でアルバイト出来るほどに集めれば面白い。総合病院の曜日別担当医みたいにね。ご高齢の方でも構わない。年齢問わず全員店長にしてしまえばいいんだ。「金曜日担当の店長さんは私の友人だからその日に買いに行くわ」なんてことになるね。もうこの時点で分子が揃ったことになるわけだ。

例)月曜日店長 〇〇〇子 元〇〇百貨店ブティック勤務 コーディネートに関しては天性の才能の持ち主 (写真と一言)
  火曜日店長 △△子  元ネールアーティスト  カラー診断とメガネの色の相性は彼女の得意分野  (写真と一言)
  水曜日店長 ・・・・略
  常駐 眼鏡技術者 〇〇〇男(60歳) 元大手眼鏡店勤務 両眼視検査やフィッティングの寡黙な達人(写真と一言) 

あっ そうだ。営業時間も極端に少なくてもいい。
12時〜17時の5時間のみ
人員がそろうならば2部制にして夜の部は仕事帰りの人向けに18時〜20時なんてね。
昼の部と夜の部の間に1時間空けるのがミソ。
お店の控え室にはちゃんと冷蔵庫も置いていて、買い物してから仕事して仕事を終えてから夕飯の支度をすれば主婦にとっては助かるだろう。

欲をいえばもう一人の異なる人物が欲しい。それはビジュアルだけで人を呼べるスタッフだ。メガネのことなんて知らなくていい。知らない方がいい。ただし知らないことが正当化できるだけの理屈が一目見ただけで通らなければならない。日本語なんて話せない金髪女性の学生アルバイトさんを入口に立たせておけばディスプレーなんか要らないね。

あとは予約制度なんか設けないこと。
混雑したときの心配をする前にどんな状況でも最高のパフォーマンスを見せれるように工夫することが重要。救急病院と同じく受け入れ拒否は許されない。なぜなら通販でしかメガネを買うすべを知らない人が山ほどいるのだし、私たちの背後に職人さんやそのご家族などいろんな人達の人生を背負っていることを忘れてはならない。プロとして真面目に仕事しよう。




 
| 目指せ!繁盛店 | 00:00 | - | - |
入りづらい店のフォーメーション
「どうすれば入りやすいお店になるかな・・・・?」

昨夜ギャラリーに来られたメガネ屋さんがそんなお話しをされた。
「入りやすいお店」と考えるから難しい。まずは入りにくい要因から取り除かなければ何も始まらない。
この際だから「入りづらいお店」について考えてみたら意外に面白い。

*一見誰もいないお店(これは実際によくある。呼びかけると奥から出てくる)
名称未設定_image1.jpg 
なぜいつもいないのかを尋ねるとお客様に自由に選んでもらうためらしい。鯖江の職人さん達が知ったら怒るだろうな。


*奥で新聞を読んだりパソコンをいじったりしているお店
この場合はお客さんは気を使おう
「おくつろぎのところ申し訳ございません」と一言いえば好かれるぞ

名称未設定_image2.jpg   


*外でくつろぐお店
名称未設定_image3.jpg 
私は結構これはアリだと思ってる。お客さんは警戒されないしハードルも下がる
中でボーっと暇そうに待機してるぐらいならば暇そうなのを楽しんでる姿を見せた方がまだマシ。


*キャバクラ呼び込み風
名称未設定_image4.jpg 
これは個人的には入りたいがたぶん勇気が出ない。
 

*女性店員が店内で明るく楽しそう。

名称未設定_image5.jpg 
これは入りづらいがけど憧れるな。大人しく事務作業してるよりは楽しそうでいいかな。
「中に入るとなんだか楽しそう」・・・これを演出できる店は少ないな。
奥にロートルの技術者がいるのがチラと見えたら憎い演出だな

*スーパーの和服専門店さん風
名称未設定_image7.jpg 
この鉄壁のガードは買う気がなければ入れないな。
全くスキがない。蟻地獄に落ちる覚悟でないとな。
万引きはされないだろうけど。

*外人女性の学生アルバイトが入口横に絶妙な角度で立っている。
英語しか話せなくても、商品知識がなにもなくても可、っていうか無い方がいい。日本語もしゃべれないフリの方がいい。
美術館の監視役みたいな存在でただただオシャレしてモデルのように立ってるだけで生けるマネキンになる
(日本人ならばシャレになんないからダメよ)

中には無口そうなバーのマスターのような男性技術スタッフなんか一人がいれば最高だな。
暇そうな方が絵になる。高級百貨店のDCブランド専門店みたいだね。
白い手袋なんかさせたりしてね。
名称未設定_image6.jpg 
それに給与泥棒風なオッサンが中で新聞読んでるよりははるかに安いし。

つぎ!
*中で常連さん達と盛り上がってる。
気が弱い私はここは絶対避けるな。よそ者が来たみたいな目で見られたら たぶん 泣くな。

名称未設定_image9.jpg 

*店内混んでいて店員さんも忙しそう
ここは入りやすい。
店員がちっとも気に掛けてくれなくても腹は立たない。

名称未設定_image8.jpg 
いつだったか集客活動を全くやってくれてなかったお店でトランクショーをした時に、あまりに客が来ないので店員さん全員私服に着替えさせてカバンを持たせて客として立たした経験がある。暇そうな姿を見せるのはみっともないからね。心の中で「仕事舐めるなと」つぶやきながら。

さてラストです。っていうかオチの時間です。
こんなお店は入りたくない第1位!!!

*店員どうしがちょっとだけいい感じになってるお店

名称未設定_image10.jpg 
いろいろ例をお見せしましたが良い方法を考える前にダメな例を実際にいろいろ実験して試してくださいね。
そうすれば活路が見いだせるかもしれません。
それでもダメならば「入りにくいこと」「いつも暇そうなこと」を逆手にとっても面白い。
要するにとことん、日本一入りにくい店にしてしまうのが得策。

中途半端が一番醜い。

PhysicalSky_image.jpg 
 
| 目指せ!繁盛店 | 09:19 | - | - |
すげー店プロデュースしたい!
メガネは昔ほど売れなくなった。
私のメガネだけが売れないのなら私の力量不足なんだろうけれどどのメーカーさんに聞いても同じことをおっしゃる。
巷ではテンプルに芯が入っていない数千円のオモチャメガネを掛けている人であふれかえっているから無理もない。
消費者からすればそっちの方が魅力を感じるのだろう。それを今更非難したところで滑稽極まりない。
まさに業界は末期的状況といえよう。今更の起死回生は無理だ。だって起死回生以前に危機的状況に目をそむけ、さらに順応しようとしているんだからね。私の様に現状に満足できない不幸な人生を歩むよりはさぞかしその方が居心地はいいだろう。

販売の立場と作る側の立場を両方知っている私としては客目線でこの状況を見ることが出来る。
だからといって売るための起死回生策を用意できるというわけではない。
私が解るのは売れない原因の数々なんだ。それは客であれば誰にでも解る。それを払拭しないかぎりは何をやっても滑稽なだけなんだ。
たとえば古い商店街。そこはすでに閉店した店が立ち並ぶシャッター街。
そこでオシャレな服を買おうと思うかね?埃だらけのプラズマテレビを買おうと思うかね?
起死回生値引きセールで客が戻ると思うかね?
店主と血縁関係的な義理でもないかぎり買わないだろう?
もし貴方が店主だとすればその危機的状況に対してどんな秘策があるのか考えてみて。
(なんか真田一門のような話になってきたね。逆境を手玉にとるのも実は結構面白いもんなんだ)

売れない原因をあらためたところでこれまで培ってきたマイナスイメージの払拭は天地が翻るくらいの大どんでん返しでもないともはや手遅れと言える。0からのスタートであればまだしもマイナスからのスタートは辛い。最初は「まだまだ未熟で」なんて言いながらしばらくすると景気がどうとか地域性がどうとか最近の流行はどうとか商品がどうとか、売れない理由を捻り出してはボヤキながら死んでいくんだろうね。自分に原因があったとはだれも言わないんだ。そういうケースを嫌というほどこれまで見てきた。またこのパターン?と笑えてくるほどだ。私は申し訳ないけれどそんなやつらと一緒に心中はしたくないのだ。

だけどこんな時代が来ることを私は悲しんではいない。
むしろ望んでいるのかもしれない。けっこう面白い世の中になってきたもんだとも思っている。
勝つか。
それとも負けるか。
ギャンブル的に物事をとらえている。

ここでいう「勝つ」とは
=「許容量を超えるほどの集客能力」である。
(そんなことを書いたらサービスの低下を心配されるかもしれないがどうか許容量を超えてから心配してほしい。大部分の消費者はフィッティングも検査もしてくれないお店でオモチャメガネを買わされてるんだ。)
人が集まりメガネの数々をお見せいただき掛けさせても売れなければそれは「お店は勝ったけれど私は負けた」ことになる。お店の責任ではない。土俵さえ出来ればそこからは私のデザイン力の勝負となる。ウキウキするじゃないか。

もしも私がメガネ屋さんを作るとしたら一体何から動くか?・・・
無責任にそんな事を考えると良いアイデアがどんどん浮かぶ。
ここでは言わないが秘策がある。忘れないように紙に書いて残してある。
マイナスからは無理だが0からのスタートであれば確実に勝てる。開業資金もほとんど要らない。
これから開業予定の方は成功報酬で構わないので一生パチンコで遊べる資金をくれ。
ただし開業してしまったあとでは無理だし、たとえ開業前でも準備期間が短いのならば無理だ。
開業の1年前にはもうすでに勝敗の行方が見えちゃってるもんなんだよね。


skeleton_body_AO_image.jpg 


 
| 目指せ!繁盛店 | 00:00 | - | - |
常連さんに頼らないお店作り
ちょっと話が長くなるかもしれない。
昔々私が眼鏡店に勤めていた頃の話だが、近所の居酒屋で仲良くなった宝飾関連販売の社長さんから興味深い話を聞いた。経営に関する話だ。

興味ない方はスルーしてください。

私のお店はいつもたくさんの常連さんがいて新作が入るたびに買ってくれた。その事で私は少々天狗になりかけていたんだ。その話を聞いた社長さんは、「常連さんを作れるのは大したもんだ」とお褒めいただいた上でグサリと釘を刺されたんだ。
「しかし常連さんばかりに頼っていると気づいた頃にはエライ目にあうよ。常連さんには財布を開けさせないぐらいの覚悟でいないと地域の人から避けられるよ」というのだ。

常連さんのエスカレートに合わせて商品レベルを上げれば上げるほどに初心者は入りづらくなる。常連さんは数名だがお客初心者は星の数ほどいる。それを置き去りにして常連さんを楽しませる商品構成を考えていてもいつかは飽きられる時が来る。常連さんに頼らなくても伸びている店が結局は生き残るんだ。そんなお話だった。


その時の私は聞く耳を持たなかったのだが今ならなんか解る気もするんだ。私の眼鏡のデザインは常連さん向けにエスカレートする作品と、めがねになんの興味もなかった人にも処理しきれる程度の多少の違和感のある作品に分けて発表してきた。それは私の戦略でもあったのだ。要するに常連さんになっていただく作品と常連さんの気持ちをつなぎとめる作品は全く違う。それをどう回すかが鍵だったんだ。

しかし常連さんの気持ちをつなぎとめる作品というのは常連さんには売れても初心者にとっては攻略が難しいため多くは売れない。
初心者は事前にどんなメガネを買うか決めてくるもんだからね。何のプランも無しに美容室行ける人って少ないでしょ?それと同じ。よほど信頼されている美容師さんにしかゆだねられないもんだ。

売れなきゃ作れない。しかしそのうちに常連さんにもマンネリだと飽きられる。
そうなると残酷な事に一般の方の目に触れない内にメガネ屋さんに飽きられるわけだ。そのへんのデザインのさじ加減がとても難しい。

その社長さんはこうも言った。
「君のお店のお隣さんは君の眼鏡を掛けてるの?」
私は正直に「違う」と答えた。
「それって凄くない?隣が眼鏡屋なのにわざわざ違う眼鏡屋さんまで足を運んで買ってるって事でしょ?」

私は何も言い返せなかったんだね。

私は素直な気持ちでその社長さんの経営論に耳を傾けすべてを録音して今後に役立てたんだ。だからお店の数年後の姿が見えるようになってしまった。ただし新しい風が吹けば私にも予測はできないけどね。新しい風とは良き人材のことだ。




 
| 目指せ!繁盛店 | 14:39 | - | - |
近視のお客様用プロジェクター
いいかい?このアイデアは取引店さん向けに考えたアイデアだ。

以前も木片と自転車のスポークを使っての簡易メガネ立てのアイデアをここに書いたら、取引店でもないのに真似してやがるメガネ屋がいた。私のアイデアは私の作品を売りやすくするために無い知恵を振り絞って考えてるんだ。いただけるところだけいただいちゃおうというプライドの無さがムカついてくるんだ。



さて、本題。

近視の人はメガネを外すと鏡に映る自分の姿がはっきり見えない。

だからフレームの試着の際は鏡を思いっきり顔に近付けて見るしかない。



しかしそうなると問題が生じる。

やたらとメガネが自分では派手に見えてしまうんだ。

化粧だってそうだよね。30cm手前で見るのと3m離れてみるのとは大違い。30cmの距離で見たら派手でも3M離れると地味に落ち着くもんなんだ。30cm手前ですでに地味ならば3m離れると確実に地味すぎる。30cmまで近付く人なんてまわりに何人もいないから無意味なんだよね。



最近はあまり見なくなったが以前こういう機械があった。



候補のメガネを掛けて何パターンか写真を撮り画面に映し出す機械。

それを度付きのメガネを掛けてゆっくり選ぶというもの。



しかし、着目する点は良かったが大きな欠点があった。


こんな免許証写真のような自分の顔を見せられてウットリする人は世の中にそんなにいないんだ。

どれが似合うかを選ぶよりもあまりの写真うつりの悪さにショックを受けてしまうものなんだ。プリクラだってそんなに鮮明にしないのはそういうわけがある。つまりそんなにはっきり見せる必要はないんだよね。大切なのは30cm手前の画像ではなく、メガネ無しでは鏡では見れない離れた位置の姿なんだね。そして女優ライトやダウンライトを当てるなどして綺麗を演出してあげないとかわいそう。



そこでこういうものを考えた。



用意するのは等身大の大型スクリーン(店の内装が白壁なら直接そこに投影すると効果的だし経済的)

古い三脚と不要のデジカメ(動画機能付き)

プロジェクター(3万ぐらいのもの)

古いPC(無しでもOK。デジカメとプロジェクターを直結)










常に動画モードでPCとプロジェクターにつなぐ。(デジカメは電池不可)

つまり鏡と同じように自分の姿や動きまでスクリーンに投影される。

メガネ無しでスクリーンが見づらいならばズームしてやるか、大規模な店ならば等身大以上に拡大してもいい。


証明写真風ではなく、まるで映画の1シーンに自分が出ているような演出だ。(ライティングもムードあるように気を使ってね。)



そして度付きのメガネを掛けて映像を見たい場合は動画からキャプチャーしてあとでゆっくり見せてもいい。(この場合にPCがあったほうがやりやすいだけで、もちろんデジカメだけでも充分出来る)

キャプチャーするばあいは店員の助けが必要だが、そうでない場合はほったらかしにしておける。

つまり店内に簡易セルフスタジオを作るわけだな。

スクリーンじゃなく大きなモニターテレビじゃいけないのかって?

ありきたりな上に、モニターだとはっきり見えてしまうメリットがそのままデメリットになってしまうんだね。

スクリーンが大きければ大きいほど他のお客様や外の通行人にもアピールできるというものだ。



今回のギャラリー一般公開ではせっかく作ったプロジェクションマッピングをゆっくり見ている人は少なかった。誰も慣れっこになってしまったんだな。だったらこのプロジェクターをこのように有効利用したいと考えてる。














| 目指せ!繁盛店 | 00:00 | - | - |
問題?発言
あるメガネ屋さんから頼まれたことがある。
「レストランやラーメン屋、ホテルなどには第三者が採点した評価みたいなのがある。三ツ星レストランみたいな。しかしメガネ屋さんにはそんなのがないから貴方の立場で作ってくれないか」という依頼だった。
最初は面白いなと思ったが考えている内に大変な作業であることが解り今はやる気がない。

単に接客センスだけをとってもランキングを付けるほどの格差はないのが実情だ。
メガネ屋さんだけを見る限りは上手下手の格差はあるだろうが他の業種と比較すると残念ながらどこも低レベルなんだ。まだまだ遅れていると私だけではなくおそらく誰もが感じてるのではないだろうか。「俺は凄いぞ!」というお店があるなら聞きたいぐらいだ。

個人的に感じた接客センスレベルの分布がこうだ。
 

実は先日ある方と雑談したのだが、まだ認定眼鏡士の資格を持ちながらも禁止されているメガネの通販行為をしているメガネ屋がある。後ろめたさって無いのかなと不思議で仕方なかったが、しかし上の表を見ればその理由が解らなくもないんだ。
つまり上の表内の「一度目すら無いレベル」の接客が当たり前になっているメガネ屋さんならば通販でメガネを売るのと、店頭でメガネを売るのとサービス的にはなんら変わらないと思っているに違いない。お店に入った第1印象だけで客を怒らせる店ならば通販で売る方がマシなんだろう。だから罪悪感も全く感じないんじゃないかな。遠隔地のお客様への対応などイレギュラーはあるのは解るがそれはイレギュラーだからこそ許されることであって通販を宣伝している時点で最低レベルのお店といえよう。

メガネ屋さんランキング製作は反感を買うばかりなのでお断りするが、絶対お勧めしないメガネ屋ランキングだったら作れるかもね。とりあえず認定眼鏡士の資格を持っていて通販行為をしているお店は最低のお店だから行かないように。


 
| 目指せ!繁盛店 | 20:27 | - | - |
特効薬の正体見つけたり
以前のブログで「居酒屋の元気ねーちゃんは誰が育てた?」というタイトルで眼鏡業界を変える特効薬ってないかなという話をした。するとその記事は大反響。賛否両論いっぱい来た。こういう論議だけはお好きなんだろう。まったくめんどくさい。

なぜ特効薬に頼るかというと理由は単純。
遠回りの策や空回りの策に頼る時間的なゆとりや現状に耐える余力がもう無いからだ。


でもクリエーターズマーケットやデザインフェスタで一生懸命手伝ってくれた私のメガネのユーザーさん達を見ていて特効薬の正体が私にははっきりと解ったんだ。
それはけっこう単純で簡単、あまりにも身近。
だって素人さんが出来るんだからね。
技術を持たない彼らを技術者がサポートすればおそらく最強になる。
(たぶん技術を身に着ける際に置き忘れる仕組みなんだろう。それが社風?)

でも同時にその特効薬の重大な欠点にも気付かされる。
病にかかっていることに気付いていない人にはなんの効果もないんだ。
次世代に引き継ぐつもりさえなければこのままでも辛うじて暮らしていけるから危機感がないのも無理はない。

 iPhoneImage.png

余談ですが
これってなにか解る?↓
12313565_1646402812315599_3486503306084155371_n.jpg 

デザインフェスタに手伝いに来てくれたユーザーの女の子。
私がブースから逃亡して一人ぼっちになった時に困らないように自ら作成して持ってきた「あんちょこ」だって!!!
まったく・・・しょうがないオジサンだねえ。。。

 



 
| 目指せ!繁盛店 | 08:45 | - | - |